
食事には「太る食事」と「太りにくい食事」があります、なかでも食べてすぐに血糖値が急上昇する食品は太りやすく、食材や調理方法によっても食べた後の血糖値の上昇度合いに違いがでるのです!今回は「太りにくい食事」と「GI値」について情報をお届けします!

血糖値の上昇速度を図る指数「GI値」

人は食事をすると食材から吸収された糖が体にはいることで血糖値が上昇します、その上昇速度を指名した数値が「GI値」です、正式には「グリセミックインデックス値(糖化指数)」と言います。
GI値は、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示しています、血液中の糖濃度を計ったもので、この値が高いほど血糖値が急上昇しやすく、値が小さいほどゆっくりと血糖値があがります。
【GI値の基準】
高GI 70以上
中GI 69~56
低GI 55以下
適正とされているGI値の目安は「60以下」となります、太らない体作りをするためにはGI値の高い食材を控えて、60以下の中~低GIの食品でダイエットのレシピを作成してみてください!
GI値が低い食材とは
ダイエット中の人にはGI値が低い食材を選ぶのが「太らない体作り」になっておすすめとなります、ですが毎日レシピを作るのに一つ一つ食材のGI値を調べるのは大変です、そこでまずはGI値の目安として以下の2つは覚えておいてください!
【GI値60以下 低め】
肉類・魚介類・野菜類(かぼちゃ・芋など除く)
【GI値60以上 高め】
炭水化物・砂糖
みなさんお肉は意外と高そうなイメージがあったのではないでしょうか?ダイエット時に食事制限と言えばお肉を連想しがちですがGI値は意外と低めになっています、ですが脂分の多いお肉を食べる場合は太りやすい食材になってしまうのでお気をつけください!
【食品別のGI値】
〇穀物類
菓子パン 95~100
食パン 90~95
もち 80
白米 70
玄米 50
〇野菜類
ジャガイモ 70
トマト 15
〇果物
バナナ 65
リンゴ 40
レモン 15
〇糖類
砂糖 100
GI値はブドウ糖を食べた場合の数値を100としているために糖類関連は高めの100前後となります。
GI値を意識した食事にするのが重要!
普段の食事でGI値が高いものを食べてはいけないということではありません!
まずはGI値が高い食事をメインにしている場合は、今以上にできる限りGI値が低い食材を摂るようにしましょう。
かといって低いものだけで構成するのも栄養の偏りが気になります、そこで気を付けてほしいのが食事の食べる順番を考えるということです。
食事の初めに「肉!ごはん!」となってしまうと食前から血糖値が急上昇してしまいます、そこで野菜から食べることで血糖値をゆるやかに上させることができるます。
ダイエットをするのに食事は重要なポイントになります、GI値と食事のバランスを考え、さらに食べる順番も調整することで血糖値を抑えた太りにくい食事ができるます、いきなり食生活をガラリと変えるのは大変ですのでGI値の高いものを1品づつ低いものに変えて食事の改善をしてみてください!そうすることで自然と「太りにくい食事」になってダイエットに効果を発揮できるようになるのでぜひお試しください。